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何かをテーマに見つけ、取り上げております。
決して有名では御座いませんが、何か由来ある何かや、
普段、気にも留めませんが、
テーマに選んでお届けいたします。
ご覧頂き、(へ〜!そうなんだ!)と感じて頂ければ、
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海辺の文学記念館は、愛知県蒲郡市竹島町にある文学記念館です。
「海の眺めは蒲郡」と鉄道唱歌に歌われた景勝地で、とくに本市のシンボル
「竹島」とその周辺の海岸は東海地方屈指の保養地として多くの人々に
親しまれてきました。 とりわけ、明治末期に、名古屋の実業家・
滝信四郎氏により竹島海岸に建てられた料理旅館「常磐館」からの
眺めは格別なもので、大正・昭和期にわたり多くの文人たちに愛されました。
大正11年、菊池寛の作品「火華」にはじめて常磐館が取り上げられた後、
志賀直哉、谷崎潤一郎、山本有三、川端康成、井上靖など文人たちにより、
常磐館そして蒲郡の海や竹島の素朴な美しさが作品の中に描写されました。
以来、「蒲郡の常磐館」は、全国にその名をとどろかせました。
しかしながら、名声を高めた常磐館は、建物の老朽化と世相の移り変わりに
対応できなくなり、惜しまれつつも廃業となって、昭和57年に取り壊しとなりました。
常磐館がなくなって久しく年月を経ましたが、市民そして常磐館を愛した
人々の心の中には、今も存在しています。そうした、「常磐館への強い想い」、
いわゆる「常磐館文化」を、後世にいつまでも継承していくために、
この「海辺の文学記念館」は建設されました。当館は、常磐館にまつわる
文化的・歴史的価値を少しでもよみがえらせ、
蒲郡市に文化振興の拠点となるよう、常磐館があった同じ地に建てられています。
蒲郡市の「海辺の5館」(ほかに蒲郡市博物館・生命の海科学館・
竹島水族館・海賓館マリンセンターハウス)のひとつ。川端康成
(ノーベル文学賞受賞)や大正・昭和初期の多くの文人たちに愛された、
旅館「常磐館」の趣を再現した文学歴史記念館です。「常磐館」は、
竹島に渡る橋のたもとにありましたが、老朽化により廃業、1982年
(昭和57年)に取り壊されました。当記念館はその跡地に立地します。
館の建物は、「常盤館」と同じ明治末期に建てられ1995年(平成7年)
に取り壊された中央本町の病院の建物をモデルとして、1997年(平成9年)
に建てられたものです。蒲郡市ゆかりの作家や、蒲郡が登場する文学作品の紹介と、
がまごおり絵手紙大賞の作品が展示されており、1982年-1997年は
海浜公園「グリーンパーク」として活用されていたそうです。
開館時間:9時 - 17時 休館日:毎週火曜日
(その日が休日の場合は翌日)、
12月28日 - 12月31日 入館料:無料
時手紙 〜1-10年後に自分や家族などに送れる手紙。本人の
希望する年数保管されたのちに発送される。保管年数により
料金が異なり、5年以下500円・6-8年700円・9-10年1000円。
受付時間:9時-16時思い出ノート 〜来館者が自由な発想で感じたことを
書けるノート。楽しい旅の想い出や蒲郡に対する想いなどが書かれている。
住所は〒443-0031 愛知県蒲郡市竹島町15番地62
アクセスはJR東海・名鉄蒲郡駅(南口)より徒歩15分
東名高速道路音羽蒲郡I.C.よりオレンジロード経由、車で15分
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